企業会計
お金があるところには、必ず会計が存在します。たとえ記録として残していなかったとしても、お金の計算や集計が行われれば、それは会計です。ただ、会計学といった場合、お金を計算し集計した結果を記録として残すことまでが、その領域となるので、今後、当サイトで会計という場合は、記録、集計、報告までの行為全体を指すものとします。
会計には、様々な分類がありますが、お金儲けを目的としているかどうかという観点からは、営利会計と非営利会計に分類されます。営利会計は、お金儲けを目的とした組織、つまり企業を対象としているので、企業会計とも呼ばれています。一方の非営利会計は、お金儲けを目的としていない学校法人や公益法人、宗教法人を対象としています。
当サイトでは、企業会計を中心に説明していきます。
企業会計は、さらに会計情報の利用者が誰かという点から財務会計と管理会計に分類されます。財務会計は企業外部の利用者に報告するもので、一方の管理会計は企業内部の利用者に報告するものです。