当座資産とは
当座資産とは、流動資産の中でも、特に早く現金化することができる資産のことで、現金や1年以内に満期となる預金、売掛金や受取手形などの金銭債権、市場性のある一時所有目的の有価証券などがその代表です。
当座資産は、これから経営資本の循環過程に投下される前の状態、資本の回収が完了した状態にある貨幣性資産です。
特に流動性が高いのが現金と預金で、これらの期末評価は、券面額や預金額で行われることから、それほど複雑な問題は生じません。
なお、現金には、硬貨や紙幣の他に小切手、郵便為替証書など、ただちに現金化できるものも含まれます。